柔軟で丈夫な血管ときれいな血液づくりが循環器系疾患の予防の一歩
栄養吸収と血流を改善する「ワン・ツー・スリー免疫療法」 とは?
早くから食物の持つ力に注目し、アガリクスなどを使用した栄養補助食品を取り入れた治療をしているのが岡本丈医師だ。自らの目で選び、良いと思ったものはまず自分で試してみるという岡本医師がいま注目しているのが、基礎健康食品を使った「ワン・ツー・スリー免疫療法」だ。
慢性疾患は近代医学では治せない
「せっかく良好になって退院したのに、再発して病院を訪れる人が少なくありません。病室のベッドの3分の1はそうした人たちです。そうした現実を見るにつけ、病気、とくに慢性疾患は近代医学では治せないという思いが日々つのっていました」
こう話すのは、岡本記念クリニック院長の岡本丈医師だ。本格的なアーユルヴェーダの手法を、医師として日本ではじめてとり入れ、アガリクスやプラセンタを日本に紹介した人物でもある。
その岡本医師がいま注目しているのが、乳酸菌BG16とGMT—SOD様エキスを使った「ワン・ツー・スリー免疫療法」だという。概略、次の3つのステップをふむ。
「まずアクション①では、腸内環境を整備します。どんなに栄養価の高いものを摂っても、それを十分に吸収できないのでは健康な体にはなりません。また、腸内は体内での栄養を取り込む玄関口です。食事といっしょに取り込まれた有害物質が入り込もうと狙っているのを阻止すべく、最強の免疫細胞軍団が集結して病原菌の侵入に備えている最前線です。乳酸菌BG16を含む基礎健康食品を使い、免疫細胞が十分に働くことのできる環境を整えておきます」
そのうえで、動脈硬化に密接に関連する活性酸素の力を弱めるのがアクション②。活性酸素をつかまえるSOD(スーパーオキシドディスムターゼ)と同じ働きをするSOD様エキスで血流をよくする。
「1990年代に入って、SOD様食品の研究開発は大きく進歩し、様々なメーカーが参入しました。SOD様食品の最大の難関は胃腸での消化液による分解をどう克服するかでしたが、解決できたのが91年です」
通常、次の項目がSOD様食品の条件として挙げられている。
1.分子量 が4000以下と小さい
2.胃酸のような強いpHに安定する
3.腸内をアルカリ性に安定する
4.抗酸化作用がある
5.ラジカル捕獲が鋭敏
「特に1から3を満たしていないと、体内への効率的な吸収ができませんが、全ての条件を満たす商品が登場しました。液状なので、顆粒や錠剤タイプに比べ胃から腸へ到達する時間が短いのも特徴です」
アクション①と②を組み合わせて行うのがアクション③だ。動脈を柔軟にして血液を流れやすくし、吸収した栄養を体のすみずみにまで届きやすくするというものだ。
「私のクリニックではこの方法を使ってすでに多くの改善例が出ています。欧米の生活スタイルとあまり違いがなくなった日本人の体は、現代病の温床と言ってもいいでしょう。これを払拭するには、自分の体は自分で作り変える、自分で守るという強い意志が必要です」
世界の代替医療にも詳しく、毎年、何度も視察に訪れている岡本医師がいま注目しているのはキューバだという。国策として取り組んでいるため、研究も進んでおりデータも充実しているという。新しい方法が開発されれば、本誌でもお伝えしていく。