呼吸回数に変化をもたらすサンリング
サンリングを親指に装着すると呼吸回数が少なくなり、それに伴い心拍数も少なくなる人が多くいる。それでは、どうして呼吸回数が少なくなるのかについて考えてみよう。
親指は東洋医学では肺経に当たる。この筋肉の反射は胸鎖乳突筋、前、中、後、斜角筋及び横隔膜に及ぶ。これらの筋肉群を呼吸筋群といい、呼吸にともない肋骨を持ち上げたり、下げたりしているのだ。
この筋肉が慢性筋肉疲労に陥ると筋肉は少なからず収縮している状態になり、肋骨を少なからず持ち上げていく。これが解消されると筋肉は弛緩し肋骨を自然な状態にまで下げる。その正常な状態から筋肉が収縮すると、より効果的に肋骨を持ち上げ、同時に横隔膜を押し下げ腹式呼吸になっていく。そうすると死空が少なくなり1回の呼吸量、つまり、肺活量が増す。血液の酸素濃度はほぼ一定だから、自然に呼吸回数が落ちてくる。それに伴い心臓の脈拍と呼吸回数には相関性があり脈拍数も落ちてくる。
心拍数が落ちると言うことは心臓が1回に打つ時に押し出す血液量が増すことに繋がるのだ。
心筋も早く打つと筋肉だから疲労し慢性筋肉疲労に陥り、突然死になる可能性も否定できない。
ちなみに、時々動悸がすると言う人は、胸壁や腹壁の筋肉に疲労がたまり萎縮しているために、慢性的に胸壁の筋肉に起因する呼吸不全や、横隔膜の動きが制約されて腹式呼吸ができず酸欠状態に陥り、また心筋が冠状動脈からの栄養不足や慢性筋肉疲労に陥っているため、それを解消するために、いつもと違った打ち方をして疲労を解消しようとする運動をするためと考えられる。
その時に行う事は呼吸筋群のマッサージが有効的で、これは呼吸筋群の慢性筋肉疲労に陥っている筋肉に血液循環を促進させ、ひいては心筋も弛緩させ1回の心拍で出す血液量を多くするのだ。
このような場合、最も有効なのがマッサージだが非常に時間がかかる。特にコリ(筋硬結)がある場合は1日に数時問マッサージをして6ヶ月以上かかる場合が多い。
サンリングを親指に装着する事により、少なからず呼吸筋群の筋肉の弛緩し、少ないマッサージで効果を得られる。
確かに記者もリングを装着してからというもの、非常に呼吸がゆったりとしている。あえて呼吸を荒くしたり、早めようとしてもなぜかできないのだ。肉体はどんどん楽になってきてリラックスしているようだ。不思議である。何か得体の知れないエネルギーに肉体を包まれたような感じなのだ。