糖尿病は死に至る恐ろしい病気
糖尿病にはいくつかの種類があります。よく知られているのが「インスリン依存型糖尿病」「インスリン非依存型糖尿病」です。
中年以降に多い糖尿病ですが、インスリン依存型糖尿病は15歳未満で発症することが多く、口が乾く、疲れやすくなる、痩せる——といった症状が急激に現れます。ただインスリン依存型糖尿病は、全糖尿病患者の5%に過ぎません。原因としては、前述したインスリン不足の原因では触れてはいない、ウイルス感染や自己免疫反応に関係があるとされています。
一方インスリン非依存型糖尿病は成人してから発症するケースが大部分。最初は自覚症状がありませんが、進行すると、やはり口が乾きやすくなる、疲れやすくなる、尿の量も回数も増える、やたらと食欲が出る、甘いものを欲しがる、大食して太った後に痩せる、さらに男性ならインポテンツ、女性では月経異常になる、湿しんができる——といった症状が出ます。
さらに進行すると、動脈硬化、脳卒中、狭心症、白内障などの視力障害などの合併症に悩まされるようになり、体の抵抗力が落ちるため腎炎、結核、膀胱炎といった病気にかかりやすくもなります。また若年性の糖尿病では発作的な意識不明に陥ることもあります。これは糖尿病性昏睡と呼ばれ、放っておくと命を失うこともあります。
このように、糖尿病はさまざまな合併症を引き起こす恐ろしい病気なのです。まずはこの病気にかからないよう、食べ過ぎや飲み過ぎ、ストレス、運動不足などを避けて、健康的な生活を心がけることが肝心です。