トルマリンの効果を最大限に引き出すのは水
このように、トルマリンには驚くべき効果が秘められているが、その効果を最大に発揮するのは水に触れたときである。
人間は歳を取ると共に身体の水分が減少する。そうなると、血液が粘っこくなり、動脈硬化や高血圧といったあらゆる成人病を起こしやすくなる。体内に入った水は消化器系を刺激し、血液やリンパ液の流れをよくする。そして、身体の新陳代謝を高め、栄養や酸素を体の隅々まで運ぶ。さらに老廃物の排出を促し、汗を出し、体内の毒素を薄めてくれる。
ゆえに、水をたくさん飲めば、あらゆる成人病は防げるということになる。しかしながら、私たちが普段飲んでいる水道水には、塩素やトリハロメタンといった毒素が含まれており、水を飲むことが身体にいいと分かっていながらもそれをがぶ飲みするのは大変不安なことである。そこで登場するのがトルマリンだ。
「水はトルマリンに触れると、悪臭や身体に悪い要素の根元である大きなクラスターが破壊され、塩素やトリハロメタンなどの毒素が分解された『おいしくて身体にいい活性水』に変わるんです」と健康科学博士でもある原了氏はいう。
クラスターとは水分子の結合体のことである。水道水などは、塩素や不純物によってクラスター同士がくっつき合うために数十個の水分子を結合させている。このようなクラスターの大きい水は飲んでもまずく、体内でもなかなか吸収することができない。逆にいえば、クラスターが小さいほど「おいしい水」であり、細胞へ速やかに吸収される「身体にやさしい水」であるといえる。さらに、
トルマリンを作っているミネラルそのものがごく微量ではあるが活性水の中にとけ込むことで、さらに身体によい影響が期待できる。また、活性水は活性酸素を除去することで高血圧などの成人病を防止するだけでなく腸内細菌の働きを向上させるという効果もある。
トルマリンでツボ療法
では、トルマリンをツボ療法に利用するとどのような利点があるのだろうか。
人間の身体の表面を電気的に調べると、電気抵抗が高いところと低いところがあることが分かる。ツボは0.06ミリアンベアと電気抵抗が低いところであり、電気が流れやすいところであるといえる。また、トルマリンもツボと同じく 0.06ミリアンペアの微弱電流をもっているため、それが経穴を刺激し、効果的に体内に取り込まれていくのだ。
また、トルマリンは身体の表面に触れると、遠赤外線中でももっとも身体にいいとされている4〜14ミクロンの育成光線を放出し、その波長の働きで身体の表面にある水分子を瞬間的に分解する。水素イオンと水酸イオンに分解された水は、トルマリンが放出するマイナスイオンと結合し、水素を発生させる。その結果、トルマリンは水を身体によい弱アルカリ性に変化させるという得難い性質を持っているのだ。
また、人間の身体が0.003Wという熱エネルギーを持っているのに対し、トルマリンは0.004Wの熱エネルギーを持っている。そして、その0.001の差が細胞を振動させ、それによって細胞間でホルモンや栄養の物質交換が起こる。「身体にトルマリンをテープで貼るだけで、常に外から様々な刺激を与えることができるんですね」(同氏)
では、どのような部分にトルマリンを貼り付ければ高血圧にはよいのだろうか。
血圧を正常化させるには、首の前面にある人迎(じんげい)というツボが最も効果的だ。人迎はのどぼとけのいちばん突き川た部分から左右に3センチほど離れたところにあるツボ。ちょうど頸動脈が通っているので指をあてるとドキドキと脈を感じる。左右に2つあるので、両方にトルマリンを絆創膏で貼り付けよう。
また、手の中指の第2関節の親指側の部分も高血圧に効果的なツボがある。そこを覆うようにトルマリン入りの布を巻き付け、ときどきマッサージすれば高血圧は正常化されるという。