頭痛、肩こりからアトピー、リウマチ、
寝たきり老人が歩き出す最先端歯科治療の奇跡
あなたが頭痛に悩まされていたら、あなたのお子さんがアトピーで苦しんでいたら、ご主人が心臓病の持病があったら、さてあなたならどうするか。ほとんどの人がまずは一般の病院を訪ねるだろう。
ところが意外にもこれらの病気に「歯」が影響していることもあるという。
数々の病院をまわつても治らなかった病気が、最新の歯科医療によって治癒している例は少なくない。中には、寝たきりだった老人が歩き出すこともある。最新の歯科医療は奇跡ともいえる実績をあげているのだ。
噛み合わせを正常にするだけでこれだけの病気が治る
口は健康の「カナメ」
人体には2つの「カナメ」があるのをご存じだるうか。1つは「腰」である。人類が二足歩行をするようになって以来、腰は文字通り人体のカナメとなった。もうーつは「口」である。意外に思われるかもしれないが、口が人間の頭を支えている。口(正確には下顎骨)は咬合を介して頭蓋骨とつらなり、重い頭をしっかりと支えているのだ、口と腰は脊椎でつながっているので、互いに深く影響しあっている。口の異常は脊権や骨盤のゆがみの原因となり、そのゆがみは全身に伝わっていく。
では、歯に対する我々の認識とはどの程度のものだろうか。
「歯は何のためにあると思いますか」と一般の人に尋ねたら、ほとんどの人が「物を噛むため、食事をするため」と答えるだろう.もちろん、この機能は人切だ。しかし、噛めて、笑えて、離せれば、それで歯の目的は達成されているのだろうか、
新神戸歯科の藤井佳朗先生は、「とんでもないことです。確かに、歯には噛むとか発音を助けるという機能がありますが、それはマイナーな目的です.歯の最も大切な役目は『全身を支える』いうことです」と断言する。
かみ合わせの異常は全身に出る
歯のかみ合わせが大切なことは、さまざまなところで報じられてきた。しかし、歯のかみ合わせは、一般に思われている以上に重要な働きをしているのだ。かみ合わせは、全身の筋肉や骨格に甚大な影響を与えている。かみ合わせが悪いと、まず筋肉に影響が及ぶ。おかしな噛み方を長期問続けていると、咬筋、側頭筋、外側翼突筋といった筋肉に無理な力がかかり、疲労や痛みが生じる。すると、これらの筋肉とつながっている首すじの筋肉にも影響が出て、首はもちろん、腕や肩、背中にも痛みが広がってしまう。
次に、骨にも影響が出てくる。顎の骨は全身の骨につながっているので、顎の骨や顎関節がゆがんでいれば、そのズレは脊椎から骨盤に達し、そのゆがみは全身に伝わっていく。かみ合わせの悪い人は、たいてい背骨が曲がっている。この背骨のゆがみは、手足のしびれ、めまい、耳鳴り、腰痛などの不定愁訴の原因となるばかりか、より重大な病気を引き起こす原囚にもなるのである
痴呆を改善し、寝たきり老人を立たせる「入れ歯」の効果
「歯のない人が人れ歯をするのは、食事のときに物を噛むため」と思っていないだろうか。確かに、よく噛むとその刺激が脳に伝わり、老人性痴呆が防げると言われてきた。歯がなくなると、痴呆が進むことも多いという。
しかし、噛むことだけが脳を活性化させているわけではない。
「私が診てきた老人の中には、食事のときには入れ歯を使わず、食事以外のときに入れ歯をはめているだけで痴呆が改善した例もあります。つまり、入れ歯によって顎の位置を確保することで、脳が活性化すると思われるのです。私の感触では、入れ歯治療によって、寝たきり老人の5人に2人は立てるようになると思います。少なく見積もっても、5入に1人、20%は歩けるようになるでしょう」と藤井先生。