—鍼に低周波の電流を流して脂肪を削り取る
鍼を刺す向きによって、脂肪の削られ万が違う
ボディ・力ーヴィングとは、メスを入れずに、脂肪を取り除いてしまうダイエット法。体を削るという意味である。日本では馴染みが薄いが、発祥の地フランスをはじめ、スイスやイタリア、スペインでは広く知られている。
「海外では、コンポフィットと言われています。これは、しなやかな体という意味です」とは、たか子クリニックの院長・久保田賢子先生。ボディ・カーヴィングの命名者でもあり、コンポフィットの第一人者ドン医師にも直接、指導を受けた人物である。
「まずは、やせたい部位に鍼を刺します。鍼を刺す箇所はやせるツボではありません。ただし、どの方向に刺すかによって、脂肪の削られ方が違ってきます。鍼の数は全部で16本。どの部位でも数は変わりません。
その後、鍼に低周波の電流を流すんです。すると、低周波の働きによって、脂肪が燃焼していくんですね」
鍼を刺すのが怖いという人には、表面麻酔する方法もとっている。
「低周波には脂肪を燃焼させる効果があります。もちろん、低周波を利用したダイエット方法はほかにもありますが、ボディ・力ーヴィングの場合、直接電流を流すことで、より大きな効果を得ることができるのです」
電流を流し終えると、鍼を抜く。そしてその部位をコールド・エアで冷やして、ホットパックで温める。血行を良くするためである。
「血の流れがスムーズになると、遊離脂肪酸やグリセリンが血中に吸収されやすくなるんです。その後、これらは尿として排出されることになります」
当日は排尿の量を増やすため、できるだけ多くの水分をとるようにしよう。
部分やせに効果的
確実にサイズダウン
「電流を流すといっても、痛みはありません。マッサージを受けているような心地良さなんです。施術の間、寝てしまう人もいるほどなんですよ。
でも、脂肪が減ってくると、その分、筋膜にぶつかる可能性が増えてきます。そのため、なかには何回か受けているうちに、痛みを感じる人もいます」
しかし、それは脂肪が減ってきたという喜ばしい証拠でもある。
「治療前後に周径や脂肪の厚みを測定します。なかには電気の刺激によって、少し増える人もいます。しかし、翌日は治療前よりもサイズダウンしているはずなので、安心してください」
施術時間は1回40分。1回につき、希望部位は2箇所まで。1週間に2回を目安に治療を受けていく。1回でも十分、効果を期待することができるが、3週間計6回で、1クールとする。
これはどの部位であったとしても、同じことである。ただし、顔については、1週間に1回。6週問計6回で1クールとする。
「ボディ・力ーヴィングは、部分やせに力を発揮します。二重アゴ、頬のたるみ、背中、おなか、ふくらはぎ、ひざの周りには、効果が現れやすいです。しかし、まったく効かない部位もあります。それは二の腕です。
また、お尻についてはEMS(電気筋肉刺激)のほうが良い場合もあります。確かめるには、鏡に向かって、グッとお尻に力を入れてみること。お尻の形が変われば、筋肉がないのでEMSを。変わらないのであれば、筋肉があるので、ボディ・力ーヴィングをお勧めします」
EMSとは、電気刺激によって筋肉を鍛える治療法である。たか子クリニックでは、このEMSの治療法も行っている。
「同時にEMSを行うことで、よりいっそうの効果を得ることができます」
また、EMSの施術を受ければ、ボディ・力ーヴィングでは不可能な二の腕の部分やせも行える。