植物の力を利用して、肥満の原因を解消していく
体の代謝を良くして、むくみを解消する
フィトテラピーのフィトとは植物、テラピーとは療法を意味する。エッセンシャルオイルやハーブに代表される植物などを用いて、体をケアしていく。じつは人気のアロマテラピーもフィトテラピーの一種なのである。
「日本ではアロマテラピーのみがひとり歩きしています。しかし、体全体のことを考えると、アロマテラピーだけでなく、ハーブも含めたフィトテラピーでのトータルケアが大切になってくるんです」とは、CeSaのアロマセラピスト・原順子さん。
「カウンセリングの上、シャワーを浴びるか、フットバスに入ってもらいます。水分を含んだ皮膚のほうがエッセンシャルオイルが浸透しやすいんです。また、フットバスには体全体の血流を良くし、足のむくみや疲れをとる効果もあるんです。フットバスの中にもエッセンシャルオイルとハーブを入れます。その後、オイルを皮膚から血中へ浸透させ、血流を良くします。エッセンシャルオイルの中にも血行を良くする成分が含まれているんです」
体の代謝が良くなると、肩こり、腰の張り、足のむくみ、冷え性、ストレス、疲労などが解消していく。
「フィトテラピーはやせることだけを目的にしてはいません。サイズダウンするにしても、まずは健康になることを第一に考えているのです」
体内にたまった老廃物を尿や汗として排出する
終了後はトイレに行きたくなる。フィトテラピーには利尿効果があるからだ。また、尿や汗には、体内にたまった老廃物が含まれている。
「トリートメント効果をさらに上げるため、仕上げにハーブティーを飲んでもらいます。また、当日は何回かに分けて、水分を摂るようにしてください。尿を出やすくするためです」
そのほかにも、気をつけるべき点がいくつかある。
「まず、すぐにシャワーを浴びないようにしてください。終わった後も体はエッセンシャルオイルを吸収し続けているのです。
次に、オレンジやグレープフルーツ、レモンライムなど、柑橘系のエッセンシャルオイルを使用した場合、日光に肌を当てないようにしてください。シミのおそれがあるからです。
また、柑橘系ではありませんが、ネロリやイランイランも同様です。
最後に血行が良くなるので、急激な運動はしないようにしてください。血圧の高い人は注意が必要です」