BOOCS法とは、好きな食べ物を好きなだけ食べて、痩せるという夢のようなダイエット。薬も運動も必要なし。なのに、脂肪のみが減少していく。一体、どのようなダイエットなのだろうか。
脳疲労が解消すれば 肥満も解消する
好きな食べ物を好きなだけ食べて、痩せるBOOCS法。成功率は高く、97・7%。ダイエットにありがちなリバウンドの心配もない。
では、なぜ、このようなシンプルな食事方法で痩せることができるのだろうか。BOOCS法を指導している横倉クリニックの横倉恒雄院長に、そのメカニズムについて伺ってみた。
「肥満の原因は脳疲労です。脳が疲れると、味覚異常が起こり、満腹感が伝わりにくいため、食べ続けてしまうのです。脳疲労がなくなれば、異常な食行動をとることもなくなります。結果、肥満も解消します。脳疲労はストレスによって引き起こされます。そのため、心地良いことをして、ストレスを取り除くことが有効となってきます。食事はその最たるものです。好きな食べ物を好きなだけ食べる1日1快食を行うことによって、脳疲労はなくなる訳です。脳に異常がなくなると、自ずとバランスのとれた食事を好むようになります。その証拠にほとんどの人は子どもの頃、太ってはいませんでした。それは脳が正常に働いていたからなのです」
BOOCSとは、提唱者・九州大学藤野武彦教授による造語で《Brain Oriented Obesity System》の略。その名の通 り、脳へ働きかけることによって、肥満を解消するまったく新しいダイエット法なのだ。
成功の秘訣は《おいしく、楽しく食べること》
BOOCS法による1日の食事を記してみよう。
朝食・・・水分食(紅茶または緑茶)と黒砂糖。
昼食・・・補助食(サプリメント)。補助食で満足できなければ、りんご、おにぎり
間食・・・黒砂糖。黒砂糖で満足できなければ、りんご、おにぎり
夕食・・・三原則に則して、快食する
「現代人のほとんどは夜型の生活です。朝食をしっかり食べるのは、脳細胞が寝ている夜中の3時に食事をするのと同じ行為です。朝食は紅茶や緑茶などの水分食で十分なのです。脳細胞を活性化させるのが黒砂糖です。
昼食は夕食をおいしく食べるまでのつなぎです。そのため、補助食をお勧めします。もしもお腹が空いたら、間食として黒砂糖を好きなだけ食べてください。イライラや空腹感がなくなっていきます」
成功の秘訣は《夕食を快食にすること=おいしく、楽しく食べること》ができるかどうかにかかっている。
「快食(夕食)の前には、心地良い空腹感を感じるようにしましょう。そうすれば、おいしく、楽しく食べることができます。もちろん、好きな食べ物を好きなだけ食べてください。その時、食べ過ぎてしまったなどの罪悪感は持ってはいけません。ストレスを感じてしまうと、脳がいやされません。
もしもお腹が空いてなければ、食べたくなってから食べることです。夜遅くなっても構いません。私達の体をコントロールするのは時間ではなく、脳なのですから」
BOOCS法は《禁止、我慢、こうあらねばならない》と思うのは厳禁。無理をしないので、ストレスが生じない。これなら挫折することなく、ダイエットを続けられそうだ。