腸内の宿便を排出させて、内面からきれいにしていく腸内洗浄(コロンセラピー)。便秘やダイエットだけでなく、病気の予防にもつながるという。ライター自らの体験も踏まえ、そのメカニズムを探ってみた。
宿便などを排出させ、腸内の環境を整える
ヨーロッパやアメリカで、話題の腸内洗浄(コロンセラピー)。腸内に温水を注入させて、たまった宿便を排出させるダイエット方法である。
「直接、温水を流し込み、腸内に刺激を与えることで、たまった毒素を排出させていきます。人によって、排出量 は違いますが、およそ1〜2kgほど。腸壁がきれいになるので、水分の吸収率が高くなります。すると、便秘などのトラブルが解消していくのです。ダイエットにも効果 があるんです」
とは、銀座メディカル&デンタルクリニック・チーフドクターの上野美律先生。さらに続けて、
「セラピーの目的は、腸内の環境を整えて、正常化させることです。これをきっかけにして、栄養バランスのとれた食事をとるように心掛けて下さい。そして、きちんとした排便の習慣を身につけましょう」
では、どのようにすれば良い便を出すことができるのだろうか。
「日本人は農耕民族です。パンよりもご飯の方が消化しやすい体になっているのです。できるだけご飯を食べるようにしましょう。1日2食はご飯を主食にするのがベストです。
次に、1日1・5〜2�の水分をとるようにしましょう。しかし、腎臓に負担をかけるので、水分の取り過ぎもよくありません。飲用するにはミネラルウォーターが適しています。しかし、どうしても味気なく感じるのであれば、緑茶や麦茶を飲んでもかまいません。但し、炭酸水はお腹にガスがたまるので、飲むのは控えるように。
最後に、1日30分程度、ウォーキングなどの軽い運動をしましょう」
体の内側からきれいにしていく腸内洗浄(コロンセラピー)。ビタミンやミネラルを取り入れやすくし、有害物質の発生を防ぐ作用もある。便秘やダイエットだけでなく、病気の予防にもつながるのだ。
腸内洗浄(コロンセラピー)の効果
1 ダイエット
2 便秘
3 肌荒れ
4 吹き出物
5 アトピー
良い便を出すための3箇条
1 パンよりも消化の良いご飯を主食とすること
2 1日30分、ウォーキングなどの軽い運動をすること
3 1日当たり、1・5〜2�の水分をとること
腸内には100種類、100兆個以上もの細菌が存在している。長い間、積もり積もった宿便や食べ物のカスなどで、腸内は汚れきっているのだ。汚れていると、水分の吸収が悪くなる。結果 として、便秘になるのだ。