【3】三大合併症 糖尿病性腎症
糖尿病が進み細い血管の障害や代謝の障害が起きると、糖尿病性腎症という腎臓の合併症も起きてくる。
腎臓の役割は血液中の老廃物を尿に濾過して排泄することだが、糖尿病が進行すると体外に排出するはずの老廃物が体内にとどまり、次第に腎臓は機能しなくなる。そのシグナルとして、尿にタンパクが認められるようになるのだ。
この状態がひどくなると、顔や手足にむくみが起こり、腎臓の働きがさらに低下して体内に老廃物がたまり尿毒症へと悪化する。
腎臓が悪いと分かったら、水分の摂りすぎに注意し、たんぱくや食塩も制限して腎臓への負荷をコントロールする必要があるだろう。
糖尿病性腎症が高度に進行すると、血液透析や連続携行式腹膜透析、さらには腎移植を行う必然に迫られるので気を付けたいところだ。