代表的な肝臓病
肝臓疾患の代表的なものは右ページの表のとおりだが、代表的なものを簡単に説明しよう。
肝炎とは、肝臓の細胞に侵入したウイルスを攻撃するために、身体の免疫反応が、自らの肝臓を攻撃・破壊することによっておこる炎症。
脂肪肝は、肝細胞の中に過剰に中性脂肪が溜まることにより起きる肝機能障害。脂肪の溜まる原因には肥満やアルコールの過剰摂取、糖尿病などのほか、副腎皮質ホルモン剤の服用やタンパク質の著しい不足などでも起こる。
肝硬変は、肝臓の炎症が繰り返し行われ、炎症によって死んだ肝細胞の部分が繊維化した状態のこと。この範囲が広くなると肝臓全体が萎縮して、代謝や解毒などの機能が充分に果 たせなくなる。肝臓病の終末像とも言われ症状が進むと「腹水」「食道静脈瘤」「肝性脳症」などの深刻な合併症が出る。