「肝臓」--沈黙の臓器 (予防医学、自然療法健康ガイド)
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「肝臓」--沈黙の臓器

肝炎治療で効果を見せるプラセンタ
副作用が少なく、大きな治療効果

 注射薬として登場したプラセンタの最初の適応は「肝硬変治療薬」。その後肝硬変のみならず肝機能障害の改善薬として認可され、プラセンタが持っている抗炎症作用と免疫力の調整作用が広く肝臓病に効果 があることがわかってきた。

 私たちはGOT、GPTなどの肝機能の程度を示す数値で肝臓の障害を知るが、このとき肝臓は、一部で炎症を起こしていて、残っている正常な肝細胞は障害を起こす原因と戦いつつ肝臓の機能を果 たしている。プラセンタは、この炎症を起こしている部分には抗酸炎症作用で沈静化させ、正常細胞には、機能を活性化させて免疫力を高める作用にはたらく。

 プラセンタ治療に訪れる肝機能障害の患者は、アルコールやウイルスなど原因の如何に関わらず、1、2カ月でGOT、GPTなどの数値が驚くほど改善される。

「プラセンタ製剤は免疫力を活性化させるばかりでなく、正常細胞の細胞分裂を活発化させて新しい細胞をどんどん増やし、肝硬変のように繊維化してしまった細胞を体外に出して、肝臓を再生させる作用があります。肝臓の7割が肝硬変になっても、正常細胞があればプラセンタによって、肝臓を元通りにすることが、動物実験で証明されています。」

 来院患者の約15パーセントは肝臓病、しかも西洋医学で有効な治療法が少ないC型肝炎の患者がほとんどだ。

「ほとんどの患者さんがかなりの状態まで健康を回復し普通の日常生活を送れるようになりますが、プラセンタ自身には肝炎ウイルスを根治する力は余り期待できず、あくまで患者さんの自然治癒力を強化することによる治療であることを付記しておきます」


TP
血清中に含まれている100種以上のタンパクの総称。そのうち55%を占めるのがアルブミン。血清タンパクのなかのアルブミンは肝臓で合成されるため、肝機能に障害が起きるとアルブミンの値が減り総タンパクも値は減少する。基準値=6.5〜8.2g/dl。
GOT
アミノ酸の代謝に関わる酵素で、肝機能を調べる重要な指標の一つ。肝細胞が破壊されると細胞の中に含まれるGOTが血液中に入り値が上昇する。GOTは肝臓のほか心筋にも含まれているので、心筋梗塞などの場合もその値は上昇する。基準値は10〜40IU/l。
γ-GTP
腎臓、膵臓、脾臓、肝臓、小腸に含まれる薬物の代謝に関わる酵素。肝細胞の障害の他、胆のう、胆管の障害や胆道疾患の場合に高い値を示す。また、アルコールを原因とする肝障害の場合は特異的に高い数値を示す。基準値は0〜50IU/l。
GPT
GOTと同様アミノ酸の代謝にかかわる酵素で肝機能を調べる指標。GPTは心筋、肝臓に存在しているが肝細胞が主なので、GOTの数値とあわせて指標とする。基準値は5〜40IU/l。
AL‐P
エネルギー代謝に係わる酵素で、全身の臓器や組織に含まれるが、肝臓や胆道に障害があると、この酵素が血中に増える。基準値は50〜260IU/l。

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