アトピー性皮膚炎を新栄養療法で治す (予防医学、自然療法健康ガイド)
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アトピー性皮膚炎を新栄養療法で治す

フメリカで実績をあげている新栄養療法

 あらゆる病気の原因は食事にあると考え、ある特定の種類の食品を多く摂ったり、逆に制限する療法は以前から用いられてきた。
 アトピーの場合も、アレルゲンと思われる食品の摂取を制限することが治療の一環として取り入れられてきた。だが、成長期においては、特定の食品を制限することで必要な栄養が不足したり、バランスを崩すといったことも指摘されている。

 アトピーに限らず、あらゆる病気の原因は栄養のバランスの悪さにあると考え、食事内容を変えることから病状を改善しようという考え方がある。アメリカのシアトル郊外にあるタホマ・クリニックはそうした考え方にもとづき、最新の栄養学を取り入れた治療ですでに多くの実績を残している。

開業からすでに27年を数えており、アメリカ国内はもとより、広く海外からも治療に訪れる患者が少なくない。ここで取り入れているのは、ジョナサン・ライト医学博士が指導する新栄養療法だ。

 その内容は、『ジョナサン・ライト博士の新・栄養療法』(丸元淑生訳・廣済堂出版)として出版されているから、ご存じの方も多いだろう。最新の栄養学に立脚し、検査技術は利用するものの、薬品や手術を極力使用せず、私たちが体の中に本来持っていた機能を引き出すことでバランスのとれた健康な体を作ろうというのが、その考え方の概要である。
 
 
 日本でもこの新栄養療法を取り入れたクリニックがついに登場した。東京・新宿駅からほど近い久野マインズタワー・クリニックがそれだ。

 同クリニックの久野則一院長は、アメリカやシンガポールの大学や病院で研修や臨床を重ねるうちに、そこで行われている医療の考え方と日本のそれとのあまりの差に愕然としたという。最近になって、日本でも医師たちから、「現代の医療は、病気は診ていても患者を診ていない」といった声が聞かれるようになってきたが、久野院長は以前からそれを痛感していたという。

「いまやあらゆる分野で、人生をいかに生きるかといった人間学が問われるようになってきました。ところが、その『生きる』ことに直接影響のある医療はどうかというと、疾病の治療が目的になっていて、治療後の患者さんの体調や日常生活、人生といったものに目が向いていない。これでは何かが違うという思いが常にありました」

 そうするうちに、ジョナサン・ライト博士が実践している新栄養療法や新たな医療システムの構築を考えていた株式会社ウェルネス・ネットと出会い、「ウェルネス・バンク」という、登録制の新しい医療システムの構築に着手した。

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